内田、岡崎の五輪世代も闘志燃やす
「ドーハの悲劇」を体感していない北京五輪世代がトラウマを振り払う。93年W杯最終予選イラク戦でロスタイム弾を喫し、初のW杯出場を逃した悲劇を、日本代表の主力の多くはリアルタイムで目にしたが、北京五輪世代は5、6歳ごろの出来事。DF内田篤人は「テレビで生で見ていないし、イメージはあまりない」と冷静だった。
A代表にとってもカタールは通算3分け2敗と未勝利の天敵だが、北京五輪世代は出場権をかけた昨年の最終予選で1勝1敗と五分に戦っている。「弱いとは思わないけど、絶対に勝てないとも思わない」と内田。FW岡崎慎司は「日本のため、清水のため、自分のために戦う」と決意を示していた。
[2008年11月7日8時47分 紙面から]
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