岡田監督科学の力で選手の「ガス欠」予防
日本代表の岡田監督が選手の「ガス欠」予防に最新科学のデータを活用する。20日、都内で行われたスタッフ会議後、12月8、9日に予定している代表選手の体力測定に新たな指標「呼吸商」の導入を明かした。運動中に消費される炭水化物と脂肪の比率が割り出せるという。同監督は選手のスタミナ切れの主因が、脂肪を燃焼させるのに必要なグリコーゲンの枯渇にあると指摘した上で「選手が(体内で)何を燃焼させて動いているかを知り、できるかぎりグリコーゲンを燃やさず有効にできれば」と説明した。
[2008年10月21日8時23分 紙面から]
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