ウズべク韓国入り、練習は前監督が指揮
ウズベキスタンの指揮を執るのは、イニレーフ前監督? 同代表は10日、チャーター機で韓国入りした。11日の韓国戦に向け、水原W杯スタジアムで約1時間半の練習を行ったが、実際に身ぶり手ぶり指導したのは、監督職を解任されアドバイザーに就任したイニレーフ氏だった。約20分間の紅白戦では同氏が笛を持って指示を出し、カシモフ新監督は遠目で見守るだけだった。
チームスタッフは「カシモフはまだ経験がないので、前の監督がアドバイスしているだけ」とけむにまいたが、シュート練習でもシャツキフらレギュラー組を見守ったのは、イニレーフ氏だった。同氏は、07年AFC最優秀監督にも選ばれた名将。W杯最終予選2連敗スタートしたことで、選手へのショック療法として監督を交代させただけかもしれない。ここにジーコ元日本代表監督が加わり“トロイカ体制”で臨む可能性もでてきた。(水原=盧載鎭)
[2008年10月11日8時23分 紙面から]
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