岡田監督はウズベク監督交代劇に冷静
日本代表の岡田武史監督(52)が、W杯出場をかけたライバル国の監督交代劇を冷静にとらえた。21日、京都-G大阪戦(西京極)を視察。10月15日にW杯アジア最終予選で対決するウズベキスタンのラウフ・イニレーフ監督が、20日に成績不振を理由に解任され、後任にはミルジャラル・カシモフ氏が就任。チーム編成や戦術がガラリと変わる可能性もあるが「気にしていない」と慌てることはなかった。
情報戦には自信を持っている。新監督はアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝に進出したクルブチ(ウズベキスタン)の監督を務める。それを知ると、すぐにクルブチの情報を手配するよう働きかけた。この日の視察を終えると、岡田監督は「もう(クルブチの)ビデオは手に入っている」と余裕の表情。日本戦前には、ウズベキスタンが韓国と親善試合で対戦することから、そこにも偵察を派遣する予定だ。
敵の新指揮官とは浅からぬ縁がある。97年のW杯予選で加茂周監督が更迭され、岡田監督の初陣となった97年10月11日ウズベキスタン戦(タシケント)で、カシモフ新監督はまだ現役で同国の伝説的選手として出場している。正確無比なスルーパスに苦しめられて1-1のドローに終わったが、岡田監督は「そうだったの? あまり知らないなあ」と苦笑した。
この日は、京都-G大阪戦のキックオフ1時間前に会場に到着。まず京都の加藤久監督とロッカー室で約10分間話した後、G大阪の移動バスに乗り込んで西野朗監督とも10分程度話し、MF遠藤ら代表選手の状態をチェック。ウズベキスタン戦に向けた準備は着々と進んでいる。相手は2連敗スタートで、背水の覚悟で臨んでくるはずだが、岡田監督は自信を持って決戦へと向かう。
[2008年9月22日8時29分 紙面から]
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