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岡ちゃん達也緊急聴取のため視察先変更

協会で会見に応じる岡田監督
協会で会見に応じる岡田監督

 岡ちゃんが予選突破のキーマンに緊急ヒアリングを行う。岡田武史監督(52)は12日、W杯アジア最終予選で同じA組のウズベキスタン-オーストラリア戦視察を終えて帰国した。6日のバーレーン戦で右太ももを痛め、長期離脱の恐れが出てきたFW田中達也(25=浦和)の状態に心配顔。「手ごわい」と表現したウズベキスタン戦(10月15日=埼玉スタジアム)に向けて、田中達の状態を直接確かめるため、13日のJリーグの視察先を急きょ浦和-大分戦に変更した。

 田中達の話を振られると、みるみるうちに表情が曇っていった。右太もも筋膜炎で全治2~3週間のニュースに、岡田監督は明らかにショックを受けていた。「重傷でないと僕は信じているんだけどね。浦和にとっては申し訳ないことをしたからね。ただ、代表にとっても外せない状況だったから」と話した。

 バーレーン戦で田中達は、相手DF陣のロングパスをギリギリまで阻止すべくスライディングタックルを何度もしかけ、精度を狂わせた。豊富な運動量でファウルを受けた回数もチーム最多の6回。セットプレーの機会を数多くつくり、「陰のMVP」と評価される働きを見せた。一方で、岡田監督は試合中も体調を気にかけ、声をかけていた。「本人も大丈夫って…。まあダメとはいいづらいとは思うけど…」。不安が的中しうつむいた。

 心配を隠せない理由の1つは、次戦で対戦するウズベキスタンへの警戒心だった。タシケントで視察した試合で、ウズベキスタンはオーストラリアに0-1で敗戦。しかし、岡田監督は「試合の後半はウズベキスタンが主導権を持っていたし、オーストラリアもタジタジだった」と言及。要注意選手としてMFジェパロフ、FWシャツキフらの名前を次々挙げた。相手は2連敗で、もう後がないことも踏まえ、「かなり手ごわい相手になる」と話した。

 屈強なウズベキスタンのDF相手にも、田中達の俊敏で粘り強い運動量は大きな武器。最終予選ホーム初戦を勝利で飾り、さらに弾みをつけるためには欠かせない戦力だ。同監督は帰国後すぐに、浦和のエンゲルス監督に連絡を入れ、視察先を浦和に変更したことを明かした。「明日、浦和に行ってゲルト(エンゲルス)に話して来ようと思う」。田中達に直接会って、故障具合をチェックする可能性もある。田中達の動向がウズベキスタン戦の選手選考に大きな影響を与えることは、間違いない。

 [2008年9月13日8時31分 紙面から]


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