達也右太もも痛めウズベク戦ピンチ
岡田ジャパンピンチ!! 日本代表FW田中達也(25=浦和)が右太もも筋膜炎で長期離脱を余儀なくされることが11日、分かった。今月6日のW杯アジア最終予選バーレーン戦で痛めたもので、全治2~3週間となる見通し。浦和の一員として13日に控えるJリーグ大分戦を皮切りに今月中の復帰は困難となった。バーレーン戦では献身的な動きで勝利に貢献。「陰のMVP」と呼ばれた男が、来月15日の同予選ウズベキスタン戦(埼玉)にも間に合わない恐れが出てきた。
日本代表&浦和で不可欠なFWが表情を曇らせた。浦和での非公開練習を終えた田中達は「急いでいるので、すみません」と言葉少なに練習場を後にした。3日連続で別メニュー調整を余儀なくされたのはバーレーン戦で痛めていた両足痛、特に右太もも故障が大きな原因だった。
浦和エンゲルス監督によれば、肉離れの1歩手前となる筋膜炎にまで悪化していた。同監督は「うまくいけば(21日)大宮戦には間に合う」と期待したが、筋膜炎ならば最低でも全治までに2~3週間はかかる。既に13日の大分戦、アジア・チャンピオンズリーグ初戦、17日アルカディシア(クウェート)戦の出場は厳しい状況だったが、今月中は治療に専念する形となりそうだ。
今季開幕直後から左太もも裏痛に苦しみながらも、代表に復帰した田中達はバーレーン戦で90分間フル出場し、豊富な運動量で相手DF陣をかく乱した。チーム最多の被ファウル6回で、日本の武器となる直接FKを何度も獲得。「陰のMVP」と評価される働きを見せていたが、その献身的な動きが故障を引き起こしてしまった形だ。エンゲルス監督は「批判ではない」と前置きした上で「長いケガをした後は(起用を)気をつけないと。自分は何回も大事を取って途中交代させたから」と代表での起用法に納得できない表情だった。
順調に回復すれば来月上旬にも戦列復帰できるが、田中達は昨年11月から約1カ月以上も筋膜炎を引きずっていた経緯もある。来月15日に控えるW杯最終予選ウズベキスタン戦までに完全復帰できるかは微妙な状況。離脱となれば、岡田ジャパンにとっては痛い。
[2008年9月12日9時8分 紙面から]
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