俊輔が指摘、最終予選突破への3ポイント
MF中村俊輔(30)が最終予選を突破するための3つのポイントを挙げた。決戦を前に「6月のバーレーン戦が終わった次の日から、みんな準備を続けてきていると感じた」と話し、以下の点を指摘した。
(1)シュートの精度向上 攻撃の組み立てには手応えを感じている。一方で「あとはそこから先。どう点を取るというか、シュートを打つ形。今日もそこまでできてるけど、枠に行かない」とも。3次予選での対バーレーン2試合で無得点のFW陣の奮起が鍵だとした。
(2)臨機応変な試合運び アジア屈指の鋭いカウンターを持つバーレーン戦で、味方守備陣の対応力を見極める。左サイドDFに入るDF阿部のプレーを引き合いに「紅白戦では自陣深くできれいにパスをつなごうとして、悪いボールの取られ方をしてカウンターを食らった。見栄え悪くても、思い切り前方に蹴りだした方がいいこともある」と柔軟な判断を求めた。
(3)効率的な走り 練習での長谷部の攻撃参加を「何度もいいランしているんだけど、DFが待ち構えている先に走っても…。体力をためておいて、大事な時にいい形で出て行って欲しい」と分析。効果的なペース配分が必要だとした。
W杯を知る男は、右足首痛を押してリーグ戦出場を続けて試合勘を保つなど、バーレーン戦に懸けてきた。アジア最終予選が現行のホームアンドアウェー方式になった98年フランス大会から、初戦を落とした国がW杯に出場したことはない。「どういう形でも、勝てる試合運びをしないと」と決意を新たにしていた。
[2008年9月6日19時42分 紙面から]
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