マラドーナ氏が代表監督就任へ
アルゼンチン代表のスター選手だったディエゴ・マラドーナ氏が28日、同国サッカー協会から代表監督への就任を要請され、30日の48歳の誕生日に正式発表される可能性が高くなった。
同氏の活躍で1986年W杯を制した時の監督だったカルロス・ビラルド氏も総監督的な立場で代表チームに加わる見通し。
2人は協会との会談後、受諾したかどうかは明言しなかったが、マラドーナ氏は「今は正式発表を待っている。発表後はすぐに始動し、チームを組織して選手を選ぶ。そのほかのことはカルロスが面倒を見てくれるだろう」と一部メディアに語った。
同国代表はアルフィオ・バシーレ監督が辞任したばかり。
マラドーナ氏は90年のW杯でも決勝に進出したが、翌年からコカインと興奮剤の使用で2度にわたって出場停止処分を受けた。引退後は心臓疾患や高血圧、肥満など健康不安が続いていた。
[2008年10月29日10時22分]
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