南アフリカW杯
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北朝鮮が南北対決に自信、韓国も勝利望む

　Ｗ杯アジア最終予選は１０日、各地でＡ、Ｂ組各２試合を行う。６日のＡ組初戦でバーレーンに勝った日本は試合がないが、日本と同組のオーストラリア、Ｂ組の韓国の第１シード勢が初戦を迎える。オーストラリアはアウェーでウズベキスタン、韓国は中立地の上海で北朝鮮と対戦する。

　７大会連続出場を狙う韓国は、４４年ぶりの本大会出場を狙う北朝鮮との「南北対決」。北朝鮮が韓国戦の平壌開催を拒否し、３月の３次予選に続いて、上海での対戦となる。両チーム監督は９日、試合会場でそろって記者会見し、アウェーでアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）を破り、勢いに乗る北朝鮮のキム・ジョンフン監督は「選手の士気は非常に高い。大事なのは試合内容よりも勝ち点３」と、格上相手の一戦に自信を口にした。韓国の許丁茂（ホジョンム）監督は「勝たなくてはいけない試合」と初戦の重要性を強調した。会見では中立地開催に関する質問を、北朝鮮側がさえぎる場面もあった。このほか、Ａ組はカタール－バーレーン、Ｂ組はＵＡＥ－サウジアラビアが行われる。

　アジア最終予選は１０チームが２組に分かれ、ホームアンドアウェー方式で来年６月まで行われる。各組２位までがＷ杯出場権を獲得。各組３位同士が５位決定戦を行い、勝ったチームはオセアニア１位ニュージーランドとのプレーオフに臨む。

　［2008年9月9日19時24分］