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ドイツ宿敵に4発強すぎる4強/準々決勝

W杯通算13ゴール目を右足で押し込むドイツFWクローゼ(ロイター)
W杯通算13ゴール目を右足で押し込むドイツFWクローゼ(ロイター)

<W杯:ドイツ4-0アルゼンチン>◇準々決勝◇3日◇グリーンポイント

 また4発だ! ドイツが宿敵アルゼンチンを大差で下した。MFトーマス・ミュラー(20=バイエルン)が先制ゴールを奪うと、FWミロスラフ・クローゼ(32=バイエルン)が後半に2得点。新旧エースがかみ合って、チームを3大会連続の4強に導いた。

 まずは若きエース、ミュラーだ。前半3分、敵陣左からのFK。DFを背負いながら中央に飛び込むと、MFシュバインシュタイガーのクロスをジャンピングヘッドですらせ、先制点をねじ込んだ。同じ名前で、74年大会優勝メンバーの元FWゲルト・ミュラー氏から「私が知っている中で最高の点取り屋」と絶賛される若きホープは「ドイツ全土が感激で震えているだろうね」と自画自賛した。

 若い爆発力を見せつけられ「旧エース」のクローゼも黙っているわけにはいかない。後半に入るとゴール前で危険なポジションを探し続けた。同23分、ポドルスキの左からの横パスを受け、ノーマークのままゴール。同44分にはMFエジルのクロスを押し込み、W杯自身通算14点目。自身代表通算100試合目の節目の試合で、ペレ(12点)、フォンテーヌ(13点)を抜き、母国の英雄G・ミュラーに並ぶ歴代2位に浮上した。

 今年で32歳。飽くなき練習で、忍び寄る衰えと戦ってきた。「数カ月前からW杯向けの特訓を続けてきたんだ」。居残り筋トレを行い、ゴール前に駆け込むスピード、密集で競り合うための筋力を鍛えた。開幕のころには、体重が5キロも減っていた。所属するバイエルンでは、9カ月以上も先発から外れる日々が続いたが、代表のチームメートも「元のクローゼに戻そう」と、直前合宿でも協力的だった。その成果を、ゴールという形で恩返しした。

 チームは1次リーグのオーストラリア戦、決勝トーナメント1回戦のイングランド戦に続いて今大会3試合目の1試合4得点。レーウ監督は「チームは本物の王者のように戦った。すべてがほぼ完ぺきだった」とイレブンを絶賛。2人のエース爆発で勢いに乗ったドイツが、5大会ぶり4度目の頂点へ突っ走る。

 [2010年7月4日13時53分 紙面から]


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