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川島、ベルギー移籍でも社会貢献続ける

障害のある子供たちと触れ合うイベントに参加したリールスGK川島
障害のある子供たちと触れ合うイベントに参加したリールスGK川島

 ベルギーリーグのリールスに移籍した日本代表GK川島永嗣(27)が、今後も社会貢献活動を継続することが、11日に明らかになった。川崎F時代の08年からホームの等々力競技場に「川島シート」を設立し、地元小学生を招待しており、ベルギーでも地元ファンを招く予定。遠く日本からもポケットマネーで招待する計画もある。この日は横浜市内のキャプテン翼スタジアムで、自らが大会実行部長となっている、障害のある子供たちと触れ合うイベントに参加した。

 川島の社会貢献活動が世界に広がることになった。この日、障害のある子供たちと触れ合うイベントを催した川島は「W杯のプレーを見て勇気付けられたという声をもらったが、ベルギーでも出来ることはやっていきたい」と、活動継続の意向を示した。

 08年から本格的に「川島シート」を設置し、年間8試合、地元川崎の小学生を15人ずつ招待してきた。リールスに移籍しても継続するつもりで、年間5試合程度、主にベルギーの地元ファンを招待する予定。そのうち1回は、日本の子供たちをリールスのホームゲームに招く計画もある。日本から招待するとなると、往復の航空券代など1人最低数十万はかかるが、川島は積極的だ。

 プロ入り当時から「選手として人の役にたてることがあれば…」との思いを抱いていた。「川島サンタ」と題し、フロンターレカラーの青いサンタクロースの格好で病院訪問も実施してきた。思いを強めたのは08年の春、川崎Fサポーターから知らされた当時中学生の尻無浜(しりなしはま)直樹くんの存在だった。

 「川島ファンが骨肉腫に。ビデオレターをお願いできないか」との内容に、入院中だった直樹くんのお見舞いを即決。「今、思い起こしても直樹くんとの出会いは大きかった。ますます多くの人の手助けができればと思った」。直樹くんは川島のユニホームを着て手術に臨み、同年11月に退院。川島は直樹くんを同29日の神戸戦に招待し、喜びを分かち合った。

 この日のイベントでは、フットサル日本代表の木暮賢一郎らとともに会場を盛り上げた。川島と同じチームになった奥平小晴ちゃん(6)は「お話できてうれしかった」と笑顔。川島も「もともとこのような企画をやりたかった。みんなからパワーをもらって、今後の力になる」と、人とのつながりの尊さをあらためて感じていた。【鎌田直秀】

 [2010年7月12日8時51分 紙面から]


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